事務所外構リニューアル 伝統技法で魅せる外装

石目調×伝統技法で魅せる新しい外装
事務所の改装工事が完了し、外観が新しく生まれ変わりました。
今回の外装には、重厚感のある「ストーン柄の板金」を採用し、職人の技が光る2つの工法で仕上げています。

菱葺き(ひしぶき):職人技が光る意匠性の高い工法
菱葺きは、その名の通り板金を「菱形」に見えるように配置して葺いていく、非常に手の込んだ工法です。
かつては寺社仏閣や塔の屋根などによく見られましたが、現代ではその高いデザイン性から、オフィスのエントランスや建物の象徴的な壁面アクセントとして採用されます。
構造と技術:
正方形の板金を45度傾け、隣り合う板金の縁を「はぜ(折り曲げた接合部)」で噛み合わせながら固定していきます。
1枚ずつ手作業で組み上げるため、熟練した板金職人の技術が不可欠です。
視覚的効果:
規則正しく並んだ菱形のラインが、壁面や屋根に立体的な陰影を生み出します。今回のようなストーン柄の場合、石の自然な凹凸感と菱形の幾何学模様が相まって、非常に豪華でアーティスティックな印象を与えます。
主な用途:
かつては寺社仏閣や塔の屋根などによく見られましたが、現代ではその高いデザイン性から、オフィスのエントランスや建物の象徴的な壁面アクセントとして採用されます。

段葺き(だんぶき):重厚感と機能美を兼ね備えた工法
段葺きは、板金を水平に重ね、上下に「段差」をつけることで立体感を出す工法です。
一般住宅から商業施設まで幅広く使われる信頼性の高い工法で、広い面積をスタイリッシュに見せたい場合に最適です。
構造と機能:
板金の重なり部分に数センチの段差(蹴込み)を設けます。
この段差が「水切れ」を良くし、雨漏りリスクを軽減する実用的な役割を果たします。また、エアーポケットのある断面形状により、毛細管現象による浸水も防ぎます。
視覚的効果:
水平方向に力強いラインが走るため、建物全体にどっしりとした重厚感と安定感が生まれます。
ストーン柄の板金を使用すると、本物の石を積み上げたような「石積み風」の質感が強調され、高級感が一層引き立ちます。
主な用途:
一般住宅から商業施設まで幅広く使われる信頼性の高い工法で、広い面積をスタイリッシュに見せたい場合に最適です。

特に夕暮れ時、照明に照らされた外壁は、昼間とはまた違った幻想的な表情を見せてくれます。

